【感謝】新宿ミネルバクリニックフェイスブックページのいいねが2000超えしました!

本日,当クリニックのフェイスブックページのいいね,が
2000を超えました!
高度で先進的な専門医として裏付けられた技術をもって
医師の原点である「一人一人に寄り添った医療を提供する」のが
わたしの大事にしているところです.
 
技術もなく寄り添うという姿勢だけ示すと

お水のみなさまとの違いが判らなくなりますからね!

これからも,ずばずばと本当のことを言い
すぱすぱとダメなものをだめとぶった切り
笑ったり鳴いたり怒ったりと喜怒哀楽豊かに過ごしてまいりたく存じます.

わたしを側で見て一緒にお仕事しているお方が
エマニチュードという本を見て,わたしを思い出したと言っていました.

「よいケアを行っている人は、感情とともに仕事をしている」
「私たちは感情を家に置いて、仕事に出かけることなどできません」
「正しい距離感をとっているか、を気にする前に考えるべきことは、いずれ亡くなるであろうこの高齢者はいま何を必要としているか? です。彼や彼女が求めているのは優しくされることであり、いたわりであり、つまりは愛です」

そうなんですよ.
感情を置き去りにして人に向き合うなんて,それってちゃんと向き合ってるんですかね?
わたしは,辛い話をするときは自分も一緒に泣いちゃうとか.そんなの朝飯前.

全然自分を隠さないんですよね.
いや.隠す能力ないですから(笑)

そもそも.わたしは,この激しい天然ぶりは隠して専門医としての威厳??を保とうとしたこともあるのですが,全然隠せてないらしくて
わたしと初めて出会った日,buddy,望月宣武弁護士が言ったことです.

「先生の額には天然と書いてあります.」

え((((;゚Д゚))))))) そりゃ大変だ!
必死で額を両手で押さえて隠したのですが,よーく考えたら額に天然なんて
書いてあるわけないだろ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

ところが,いろんな人が,わたしの額には天然と書いてあるというんですよねえ...

ま.いいですけど.(笑)

今年のお正月は,患者さんのお宅でおせち料理をいただきました.

わたしは,在宅診療は特に,家族の一員のように過ごさせていただきます.
人生の最期を伴走する.
そのためにわたしはいるのだから.

12月26日は1日遅れのサンタさんをしようと思っていたので
とってもかわいいワンピを着ていて,メイクもクリスマスモードでちょっと濃かったのですが.
 
にゃーんと,これが患者さんたちから大好評で.
 
大正うまれのとある癌のターミナルの男性患者さんがいるんですが
悪液質でほとんど寝たきりになっているのに,ぱっちりお目目をあけて
にっこり笑ってハイタッチしてくれました(*///∇///*)
 
あと,別の高齢男性患者さんも,お目目をぱっちり開けて
わたしに手を伸ばし,手を握ってニコニコして,帰るときは手を振ってくれました!
 
女性患者さんたちからもかわいい~,と大好評で.
 
なんか,医師になったばかりのころには,きれいだとかかわいいとか言われると
「医師は顔ではなく腕です.」とか
「私を褒めても薬しか出てこないので危険です.」とか言って怒っていたのですが..
腕もないのに腕で勝負って笑えますね.恥ずかしいです(>_<)若気の至りです.
 
いっぱいお勉強して,専門医しっかりとってそのうえでやっぱり思うことは
患者さんにとっては専門医であることも重要ではないとは言わないが
やっぱりこの先生にあえて幸せだ,と思える何かが必要であって
それがきれいな先生に診てもらえるということでも別にいいじゃないかとか.
それを生きがいとか大げさに言ってもいいのかなと.
私に会って,患者さんが元気になってくれるなら別にいいかなと.
だから,別に,通用するのが容姿だけでもいいじゃないか,きちんと技術に裏付けられているのであれば,と思います.
 
なんの裏付けもなく,笑顔やコミュニケーションスキルで乗り切ると,お水と変わらなくなってしまうのでダメですが.
 
でも,不思議なんですよ.
別の女性患者さんは,150センチ,30キロというるい痩状態で.
食欲不振の原因がわからず,精神科で管理されていたのですが
どんどん痩せていって動かなくなってしまい,看取りをお願いします,ということで介入しました.
全然しゃべらないおばあちゃんだったのですが.
尿路感染症から敗血症になり,しばらく毎日抗菌薬投与にいっていたら
段々としゃべるようになりました.
エンシュアだけは飲んでくれるので,投与していたらふっくらしてきてあばら骨も見えなくなりました.
最近では自分がどうしたいということを短い文章でならきちんと表現するようになりました.
枕元で,お看取りの方針を話し合っていたことが嘘のようで,
「ごめんね~,もう死ぬって話ばっかりして!」といってみんなで笑っております.患者さんにも笑われています.
でも.一人ひとり大事に人として向き合うと,心を開いてくれる.
前向きになって,栄養も取ろうという気になってくれたりもする.
医師をやっていてよかったな,という瞬間です.
やっぱ,医師っていい職業ですね.
 
人は生まれたらいつか必ず死にます.
死ぬまでの期間をこの先生と一緒に過ごせたんだったら最高だ,と患者さんたちに思ってもらえるようになりたい.
それががんでもがんでなくても.
 
治癒可能性のある血液から固形がんに,臨床試験不正を告発して首になってしまったため
消極的にシフトしたわたしは,戸惑いを隠せませんでした.
進行がんだけが守備範囲となり,出ていく時点で患者さんからは死神に見える.
先生が出てきたらおしまいってことでしょ?と言われてしまう...
 
死神にしかなれないのか...と思ったこともありました.
ある日,80台後半の腎盂尿管癌の女性患者さんを受け持ちました.
病院に行ったら何もできないと返されたけど,やっぱり入院したいと言って私のところに来ました.
どうして何もできないのか?(巨大な腫瘍でした)
死ぬのは嫌だとか.いろいろ言ってました.
初めて会ったとき,わたしはそういう彼女にこう言いました.
 
ねえねえ.そんなこと言っても,生まれてから死ななかった人っているの?
お金があっても権力があってもだめでしょ?始皇帝って知ってる?たしかお人形いっぱい持ち込んで
死にたくないって願ったけど無理だったでしょ?
死にたくないのはわかるけど,叶わないことを目標にすると,無理だから苦しいよ?
入院したいならいいよ.どうぞ.
 
そしてわたしは毎日30分,何も言わずに彼女のベッドで並んで腰かけて
たわいない関係ない話をしました.
疼痛コントロールはしっかりしました.プロですから(笑)
そして1週間.彼女は自らお家に帰ると言って,帰っていきました.
四国山地の山奥の患者さんです.
しばらく外来に通ってましたが,ある日,気がついたら呼吸停止していました.
今死亡確認しました,という電話を息子さんからもらいました.
親が死ぬというのはつらいけど,がんになっても,がんになったから先生に診てもらえた,というのは
とても幸せなことだった,先生に会えてよかった,としみじみ言ってもらえました.
それがわたしが初めて,「がんになったのはつらかったけど,先生はがんの先生だからがんじゃないとみてもらえないのなら,がんになってよかった」と言ってもらった最初です.
がんプロ1年目の時でした.

この年,講演会に来たSLK緩和ケアの先生にこの話をしたら
①患者さんと同じベッドに座るなんて考えられない,無礼に当たる.自分は椅子を持ち歩いていて,患者さんとは向き合って座る.
②どうして患者さんにそんなに死という言葉をぶつけられるのかわからない.
と言われてしまいました.
同じカトリック系でも,全然違うんですね.わたしは別に,同じ布団に座ってもいいじゃん?それが失礼だと誰が決めたの?って感じ.

パパがいつも,「ソレハダレガキメタノデスカ?ドウシテデスカ?ナゼソレガタダシイノデスカ?」とうるさかったので.(笑)それに,死ということばをぶつけても,ぶつけ方によると思うんですよね.
わたしは必ず,私も含めて人は誰もがみないつか死ぬと話をします.
死ぬということはそれまで生きるということであって,死に方を考えることは生き方を考えることに他ならないのだと.
ともに生きる,専門医としてそれを支える,という姿勢を強く打ち出します.
 
大丈夫だよ.
辛くないとか心配しないでいいとは言わないけど.
そばにいるよ.
生まれたら人は必ずいつか死ぬ.
権力もお金も名誉も死を免れさせることはできない.
平等に皆に訪れる.
ちゃんと最後まで生きよう.
どんなに怖くても.
悲嘆にくれたくなるのもわかるけど,そんな姿だけがあなたの人生の最期だと
あなたの人生は悲惨なものとなって家族の心に焼き付く.
残される愛する家族が前向きに生きていくために,あなたがあなたの足で人生を全うすることが大事なんです.
もちろんあなた自身のためにも大事なんです.
大丈夫.
いつでも携帯ならしていいよ.
いつでも飛んでくるよ.
だからわたしと一緒に歩こう.
人生の最期を伴走する.
わたしはそのための専門医なのです.
 
そう話をします.
 
いろんな患者さんたちを看取る中で,日々迷い,試行錯誤しながら

私なりのスタイルができていきました.

不安で毎日どう過ごせばいいのかわからず困っていた患者さんや家族が
天然なわたしのわけのわからないキャラでなごんで笑顔になる.
それ.とても幸せです💛

がんプロのエースの必殺技はこれ💛
ちょーウルトラスペシャル天然びーーーーーむっ!!!!

辛辣すぎることを言いながら,天然びーむでけむに巻く.
愛と勇気と笑いは世界を救う.


これからも,わたしはわたしらしく,一人一人と丁寧に向き合って生きていきたいと思います.この変なキャラのわたしをあたたかく育ててくれた

高知医大第三内科の指導医のみなさま.
宮城先生,上村先生,畠山先生.
ありがとうございました!仲田洋美

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